キッチンはこだわりの強い方も多いと思われます。
作業台の高さや、使い勝手の良さは特に重要ですよね。でも…たとえ不便でもカッコよさを取る、そんな生き方があってもいいじゃない!(ぇ
桧家住宅のキッチンの標準仕様
キッチンは、クリナップと桧家オリジナル商品の2ブランド(?)から選べます。
ぶっちゃけ使いやすさを取るならクリナップです。
クリナップのキッチンは、使いやすいシンクと自分の身長に合わせた高さが選べる点が魅力的ですね。手元が丸見えにならない、いわゆる普通の対面キッチンですから、安心感も抜群です。
ですが、ウチは桧家住宅オリジナルのシステムキッチン「ViVARiOⅠ(ビヴァリオ ワン)」を選びました。
その一番の理由はカッコいいからで、一番以外の理由は何もないと言い切れます!w
一応、クリナップもビヴァリオも食器洗い乾燥機は標準搭載しています。
残念ながら早々にクリナップではなくビヴァリオで行く方向性になっていたので、クリナップのキッチンの標準がどのレベルなのかがわかりません…スミマセン…。
だので、この記事はビヴァリオって何?って方に向けて書きますね。
桧家住宅オリジナル「ビヴァリオ(ViVARiO)シリーズ」とは?
掲題の通り、桧家がオリジナルで作ったシステムキッチンです。
コンロ(IH)とシンクが同じ島のアイランドタイプ、または一般的な壁にくっついている対面キッチンのペニンシュラタイプがビヴァリオⅠ、シンクだけ独立した島の二の字型キッチンがビヴァリオⅡです。Ⅰは標準でⅡはオプションだったような気がするけどどうだっけかなー。そもそもアイランドタイプが考慮外だったので、無関心でした(^^;)
どうでもいいですが私たちはずっと「びぶりお」って言っていました。「びばりお」です。カタカナ難しい。
セレクテリア7でキマるデザイン
ビヴァリオ(ViVARiO)の最大の特徴は、セレクテリア7の内装をより引き立てるカッコイイデザインです!
セレクテリア7てなんぞ?という方はこちらをどうぞ↓
キッチンのデザイン自体は同じですが、選んだテーマによって、天板の色やボディの色が変わってきます。天板の色はビヴァリオに合った色の人工大理石かステンレスかが選べます。オプションの色もありますが、選んだテーマによってはオプションを選択できない場合もあります。(でも普通に考えて「このテーマでその色は選ばないよね。」っていう配色なので、大抵は問題ないかと。)
ボディの色は選べて2タイプ。カリフォルニアビンテージは、キッチン側と両端の一番上の段の色を変えるか・変えないかの2択でした。ちなみにオール白い木目か、一段目のみ自然の木の色かで、後者を選択しました。ダイニング側は後で青い壁紙でも貼ってやろうかなと思ってたりします。
(ちなみにショールームのビヴァリオⅠは、フレンチカントリーでした)
見せるか・見せないかの選択
デザインは1種類のみと言いましたが、キッチン側とダイニング側でそれぞれ使い勝手を変えることができます。それにより、見た目も少し変わります。大雑把に言ってしまうと、隠すか・見せるかっていう話です。これは、セレクテリア7も関係なく、変えたからと言ってオプション料金が発生するものでもありません。
キッチン側引き出しタイプは、従来のように引き出しが付いています。キッチン側オープンタイプは、一般的なシステムキッチンの常識を覆した「ただの棚」仕様です。引き出しも扉も何もないから、開ける手間が省けて作業効率が上がるっている狙いですね。
私のようにキッチン周りがごたつくような輩にはオープンタイプは使いこなせないので、おとなしく引き出しタイプにしました。
ダイニング側のオープンタイプもキッチン側と同じように「ただの棚」です。扉タイプは、上から1段目だけ扉がなく、2段目・3段目の部分に両開きの扉が付いています。
将来的に、子どもが産まれたり猫を飼ったりすることを考えると、出ている部分は少ない方がいいかなぁと思いこちらも中が見えない扉タイプにしました。…見せたくないモノの方が多いしね。
オプションがたくさんある件
ビヴァリオ(ViVARiO)は桧家オリジナルだけあって、オプションが盛りだくさんです。
結論から言うと、油跳ねのパーテーション以外は一切付けませんでした。「今付けなくても良くない?」というオプションが多かったからです。
一例を挙げると、
- マガジンラック
- サイドに何かひっかけるヤツ
- 浄水器
- シンクに置く皿洗ったの乾かすやつ
- シンクに置くスポンジ入れ
- 何に使うかよくわからないカゴ
…などなど。
油跳ねのパーテーションも自分でつけてもいいかな?と思っていたのですが、ググってみたら意外と同じような価格帯のものも多くヒットしたので、「少し高いくらいでガッチリ固定してくれるなら頼んじゃったほうがいいか」となりました。
浄水器必須な方も多そうですが、東京の水が美味しすぎる状態の私たちにとっては不要なのでつけませんでした。専用のフィルターを頻繁に買い替えなければならないのもちょっとねぇ…。
ビヴァリオのデメリット
ビヴァリオの最大のメリットは見た目のカッコよさです。他のメリットを挙げろと言われると回答に困ります…。インテリアに合ってるっていうのは見た目に入るもんね?あ、桧家で建てた感がある、とか??
一方、デメリットは何個かあります。
高さが指定できない
これは色打ち合わせが終わった後日、「そういえば高さどうするか聞かれなかったけど何cmになってるのかな?」と夫に話したら、「高さ?変えられないよ?」とさらっと答えられました。
…聞いてねぇ( ゚Д゚)
注文住宅のキッチンの高さは変えられるもんだと思っていたので、驚愕。夫だけが知っていた理由は、私が席を外しているときに夫が質問していたかららしいです。高さ変えられないならショールームでもっとちゃんと高さ確認しておけばよかった…。身長高めだから腰が辛そう…。
シンクが浅い
水はねします。や、まだ使ったことないけど、これは水はねするシンクだと思う。
フラットキッチンなのでモノが置けない
ビヴァリオでなくてもフラットキッチンならあるあるのお悩みかと思われますが、ダイニングから手元が丸見えです。
今は前方の立ち上がり壁部分に調味料を置いたり、コンロの向かいの壁にお玉とかヘラをかけたりしていますが、それが一切できなくなります。
気にしなければキッチンに置いてもいいんですが、カッコよさを取ってビヴァリオにしたのに、キッチンの上が乱雑になってしまったら元も子もないですよね…。が、がんばろう。
まとめ
ビヴァリオの話でこんなに長くなると思っていなかったw
私たちは使い勝手より見た目重視でビヴァリオを選んだので、予見される使い勝手の悪さは黙認するつもりです。
コーディネーターさんの話によると、実際、ビヴァリオよりもクリナップを選ぶ方が多いみたいですよ。
長期的に考えると、やっぱり見た目より使い勝手が大事なので、皆さんにはクリナップをオススメします…w
完成したら、ビヴァリオの使い勝手についてレポしますね!